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2025年4月3日木曜日

Office2013のService Pack 1がインストールに失敗する

症状: Office 2013 Proffesional x64 を Windows11 Pro x64 にインストールし、 Windows Update をすると SP 1 だけがインストールに失敗する

原因: サービスの「Windows Font Cache」を無効にしていたため

対処: サービスの「Windows Font Cache」を有効化してから SP 1 をインストールする


すでに発売から12年過ぎ、延長サポートも切れた Office2013 をインストールする機会があった。サポート終了であってもアップデートは今も健在で、山ほど更新プログラムが提示されて長時間待つことになる。

しかし、途中で SP 1 だけがインストールに失敗し、0x80070643 のエラーコードが出ていた。

「0x80070643 エラーコード」で検索を行うと、どこのサイトも自信満々に「ウイルス対策ソフトが原因である」と書かれており、他の原因については触れておらず、「これで解決しなければ再インストールしましょう」とのこと。

もちろんうまくいかなかった。

これらの助けにならないコピペ記事があふれかえったため、チャットAIもまた同様の回答を返し、結果的に問題は解決しない。

ふと、インストール時に「Windows Font Cache」のエラーがあったことを思い出し、これを有効にした。すると、インストールに成功した。

Windows Font Cache サービスは、SSDのような高速ストレージでは効果が低いうえ、キャッシュ頻度が半端なく多いので消耗を早めてしまう、といった情報をもとに無効化していたのだ。

SP 1 の適用が済めば、再び無効化すればよいのである。 


※ Office 2016以降はどうなったのか気になるところ。

2021年5月17日月曜日

Davinci Resolve の Tips

操作レスポンスの改善
 ・再生 - オーディオスクラブの無効
 

マウスホイールのよる操作ができない
 ・エディットモードでしか使えない
 ・表示 -「2Dタイムラインスクロールを有効にする」のチェックを外す
 

ビデオカメラからの取り込み時にアスペクト比がおかしい
 ・メディアプールのクリップ(サムネイル)を右クリックし、「クリップ属性」 - ピクセルアスペクト比を「DVCPRO HD」へ変更

2021年4月28日水曜日

Davinci Resolve のキーカスタマイズ

問題点: タイムラインの再生ヘッド移動時に、先頭・最後が割り当てられていない

対処: キーカスタマイズで、Home と End を割り当てた


動画編集はずぶの素人であるが、業務ならば対応しなければならない。

予算は伝えられていないが、二ケタは期待できないのではないか、と予測する。

プライバシー保護のため、 撮影内容に映り込んでいる人物の顔には、ぼかしを入れる必要がある。

手動で追いかける昭和のモザイクでもあるまいし、対象を自動追従してくれる「モーショントラッキング機能」が必須であり、OpenShot や ShotCut のような簡易編集ソフトでは対処できない。

AVIUTLの拡張プラグインによって実現は可能だが、作業を属人化することは避けたい。

結局、選んだ動画編集ソフトは、無償にして業務用となる「Davinci Resolve」である。


カット編集とエンコードぐらいしか動画は触らないので、エフェクトやトランジションに関しては知識はほぼないに等しい。(動画っぽいものは PowerPoint で作ってしまう主義だ)

まずはサンプル動画を取り込んでカット編集を試みるが、これまでとは異なる操作に戸惑う。

クリップの先頭へ再生ヘッドを移動 = Home
クリップの最後へ再生ヘッドを移動 = End

は共通の動作なのだが、Home を押すと、再生ヘッドは先頭に移動するのだが、そのあと勝手に再生してしまうのだ。

実のところ、再生ヘッドの移動だけを行うには、

クリップの先頭に再生ヘッドを移動するだけ = ;(セミコロン)
クリップの最後に再生ヘッドを移動するだけ = ’(シングルコーテーション)

が割り当てられてはいるのだが、これはキーボードが英語配列を対象とした配置であり、[Shift + 7]では反応してくれなかった。

そこで、再生ヘッドの移動を含むショートカットを削除し、新たに移動するだけの項目に追加した。







2021年3月6日土曜日

GpuRamDriveでストレージのデータが消滅した

症状: GpuRamDriveを実行すると、実ストレージが上書きされた

原因: ドライブ名が重複し、RAMドライブの内容が実ドライブに上書きされたため

対処: PhotoRecで救出(ただしフォルダ構成とファイル名は失われる)


RAMドライブの中でも、高速かつWindows10に正式対応している ImDisk はとても有能だ。

その拡張として、dGPUの余剰VRAMからRAMディスクを作成するという、なんとも実験的なソフトウェアが存在する。

それが GpuRamDrive だ。

 

設定はGUIで行えるために操作で困ることはないが、デフォルトの設定が Rドライブ に決め打ちされており、HDDのパーティションにRドライブを指定していた自分の環境にとっては、ドライブ名で衝突してしまうのだった。

GpuRamDriveをアンマウントした直後、Rドライブの中身がフォーマット後のように「$RECYCLE.BIN」 と「System Volume Information」のみになっていた。

しかも、ファイルシステムが NTFS から exFAT となり MFT等のメタデータが失われたため、 Recuva 等のファイル復元ソフトでは復旧はできない。

TestDisk でDeeper Search をかけてもパーティションは回復できなかった。また、ファイナルデータ11プラス体験版 を用いて救出を試みるが、時間がかかる割にはファイル名の発見には至らなかった。

 

これは仮定だが、パーティションのファイルシステムのIDが書き換わっているだけなので、GParted でフォーマットせずに変更しようとしたが、パーティションの損傷を拡大しそうな雰囲気に実行する決断はできなかった。

2日ほど経ったのち、自棄になって
「GpuRamDriveでファイルシステムが壊れたのだから、もう一度RドライブにNTFSで書き戻してみよう」
と思い立った。(データの復旧は半ば諦めかけている)

HDDのRドライブはNTFS に書き換わったが、当然フォルダやファイルは復旧してはいない。

 

ここから TestDisk のサブツールである PhotoRec を起動し、データの救出作業を行った。

不幸中の幸いだったのは、主に録画した動画や編集中の内容を保存していたデータドライブだったため、メディア形式から判断しやすいらしく、9割以上のデータを復旧できた。

ただし、フォルダ名は失われ、ファイル名はセクタ名が割り当てられており、一つずつ内容を確認するしかない状況だ。

全てを失うよりマシではある、と言い聞かせよう。


教訓:実験的なソフトウェアをメイン環境で使ってはならない。

2021年1月21日木曜日

細々としたTips #03

症状: VirtualBox でVT-x が有効にならない

原因: Windows ハイパーバイザー プラットフォーム が有効になっていたため

対処: 【プログラムの機能】 - 【Windowsの機能の有効化または無効化】で上記項目のチェックを外す

※いつ有効にしてしまったんだろう?

2020年12月7日月曜日

細々としたTips #02


 

1. foobar2000 の再生時に冒頭の音が途切れる場合、 Affix silence のDSPが有効。下図のように設定し、余裕があれば数値を下げていく。






2. uBlock Originの内製フィルターである uBlock Filters が有効の場合、pixivの表示に影響が生じる。Offにしなくとも、下のコードをMyフィルターに追加すると回避できる。

pixiv.net#@#div[class^="sc-"]:has(> div[style] > iframe[width="728"][height="90"])

以前に紹介した #@# で対象のコードを除外するだけだ。



2020年10月3日土曜日

Firefox Nightly で Amazonのほしいものリストが操作できない

症状: Firefox Nightly 83.0a1 で、Amazonのほしいものリストから削除や移動しようとすると「サインインしてください」と表示されてしまう

原因: 実験的な機能であるが使用されているため

対処: オプション → 実験的な機能 にある以下のチェックを外す

「Cookie: SameSite=None は secure 属性が必要」
「Cookie: 既定で SameSite=Lax」

 

JavaScript の高速化を体験すべくインストールした Nightly であるが、当然こうした不具合は残っている。

Firefoxの 正式版となる 81.01 や beta 82.0b6 では起きない症状であり、実験段階の機能の調整に期待したい。

2020年8月17日月曜日

Linux Mint 20.x Xfce で JDim + 2chproxy.pl を自動動作させる

※当記事は、下記のWebサイトを下地に作成しております。

Linux Mint 20.x : 5 ちゃんねる専用ブラウザ「JDim」 | 221B Baker Street

5ちゃんねること、旧2ちゃんねるをLinuxの専用ブラウザで閲覧するには、現在では「2chproxy.pl」の力を借りる必要がある。

専用ブラウザとして挙げられるのが JDim で、apt からもインストールしやすい。

221B Baker Streetさんの記事ではパッケージ管理に snapd を利用されているが、 Linux Mint 20.x Xfce ではインストール時にエラーが発生するため、apt によるインストールで JDim + 2chproxy.pl を動作させる手順を残しておく。

異なるのは apt でインストールすることと、install.sh の第2引数だけ。

 


sudo apt install jdim

sudo apt install -y git libhttp-daemon-perl liblwp-protocol-https-perl libyaml-tiny-perl

git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git

cd ./2chproxy.pl

./install.sh "$HOME/bin" "/usr/bin/jdim"


2020年6月19日金曜日

PikaZip を Windows10 (32bit) で動作させる

症状: ノートPCの Windows10 で PikaZip が起動しない

原因: プログラムの互換性の問題?

対処: PikaZip の互換モードを「Windows98/Me」に変更する

zipファイルの暗号化において、数字4桁のパスワードがどれほど危険かを実演するために PikaZip を使いたい、との相談を受けた。

当方のPCは Windows10 2004(64bit)で、何の問題もなく起動したのだが、対象のノートPC Windows10 1909 (32bit) では、タスクバーにアイコンは表示されるものの、ウインドウが表示されることはなかった。

OSのアップデートやbit数で互換性が失われるケースはあるだろう、と、PikaZip.exe のプロパティをいじってみる。

互換モードを Windows8 や 7、Vista、XP SP3 に設定するが、変化は無し。

XP SP2 にした時、真白なウインドウが現れた。

98/Me に変更して、ようやく正常動作となった。

原因究明までは至らなかったが、
「動いているので、とりあえずヨシ!」
と現場猫のセリフを吐きつつ、解決とする。

PikaZipのプロパティ変更

2020年4月8日水曜日

Modify Clockで時刻合わせができない

※2020/4/8 18:18現在 Modify Clockでも時刻合わせができることを確認しました。この記事を書いた14時過ぎは無反応だったのですが……?


症状: フリーソフト「Modify Clock」でNICTサーバーによる時刻合わせができない

原因: 「Modify Clock」が NTP Version 2 に対応していないため

対処: 「SimpleNtpClient」に乗り換えた


録画にせよ、ファイル管理にせよ、PCの時刻合わせは正確に越したことはない。

Windowsでは伝統的に Windows Time サービスを使用して、「time.windows.com」にアクセスし、一定時間ごとに同期を行い、時刻調整がなされている。

が、このサーバー。1分近いずれが生じたり、たまさかに接続を失敗したりする上、そもそも日本ーアメリカ間で通信を往復するので誤差が大きい。

したがって、気の利いたユーザーなら、国内の NICT が公開する「ntp.nict.jp」へタイムサーバーの設定を変更しているはずだ。

この度、ネット界隈で話題になったのは以下の内容。

■NTP version 1からNTP version 2以降への移行をお願いします。

NTPサービスのバージョンなど意識したことがないものだから、「なんじゃそれは?」と首をかしげてしまった。

対象が神戸副局のサーバー利用者なわけだが、当方利用のプロバイダーは「eo光ネット」。

関西圏の優良なプロバイダーだが、公式にはNTPサーバーを公開しておらず、NICTを使え、と指示されている。

そして、↑の内容である。条件にマッチするのは確かだった。

さて、NTPクライアントとして有名なのは「桜時計」と「Modify Clock」だろうか。 自分はシンプルさと起動の速さから後者を使わせていただいている。

Modify Clockは有用なフリーウェアだが、製作されたのは2006年でバージョンも1.00から変わらない。実に14年にわたって安定したソフトウェアだったが、NTPバージョンまでは考慮されていなかったようだ。4月以降、時刻の同期を行っても無反応である。

そこで久しぶりに乗り換えることにしたのだが、多くの人は標準の時刻合わせで満足しているのか、NTPクライアントの開発は少ないようだった。

その中で見つけたのが 「SimpleNtpClient」だ。
インターフェースが優秀で、ソフトウェア名の通り実用に特化している。

標準でNICTサーバーを指定してあるので、起動するだけでよい。別のNTPサーバーを利用するならば引数で指定すればOKのスグレモノだ。

なお、時刻の更新内容さえ不要であるなら、同梱の SimpleNtpClient-LogHide.exe を起動すればよい。

長きにわたって利用させていただいた「Modify Clock」の作者様に深い感謝を。
新たにお迎えしたNTPクライアント、「SimpleNtpClient」の作者様に改めて深い感謝を。
どうか長いお付き合いになりますように。

2019年11月4日月曜日

AviUtl + NVEnc で自動フィールドシフトがエラーを起こす

症状: AviUtl + NVEnc で自動フィールドシフトがエラーを起こす

原因: NVEnc のフィールドオーダーが progressive になっていたため

対処: フィールドオーダーの設定を tff か bff にする


※この対処方法、実は rigayaさんが自動フィールドシフトの実装をされた際に、コメント欄で書かれていました。

ハードウェアエンコードの高速性に慣れると、なんでもかんでもハードウェア処理を行いたくなるもの。

MPEG-TS の動画を HEVC(h.265)にエンコードする際に、Kepler以降のNvidia製グラフィックボードを使っていれば、NVEncによって高速な処理が可能だ。

rigayaさんがAviUtl のプラグインとして公開してくださっている「拡張NVEnc 出力」は、単にハードウェアエンコードだけでなく、複数のフィルターが使用でき、その中に自動フィールドシフトが組み込まれている。

これは便利、とさっそくソフトウェア版を参考に設定するものの、 下記のエラーが発生して処理できない。

auo [error]: NVEncCが予期せず終了しました。NVEncCに不正なパラメーター(オプション)が渡された可能性があります。

あれこれ調べているうちに、プログレッシブは処理できないことがわかった。


GUI設定のトップ画面にある「入力フレームタイプ」を tff に変更すると、あっさりと通過した。

動画ソースについてもう少し知っておく必要があったのだな、と反省することしきり。

2019年9月6日金曜日

Steamクライアントで<設定>が出てこない

症状:Steamクライアントのメニュー<Steam>に<設定>が現れない

原因:ファミリービューが動作しているため

対処:Steamクライアントの人型ボタンを押してファミリービューを終了する


ファミリービューが有効時には緑色のアイコン


ファミリービューを終了すると赤色のアイコンになる














「ファミリービュー」は「ファミリーシェアリング」のモードにある状態を示している。

「ファミリーシェアリング」とは、別PCでも同時に起動しなければ、家族間でアプリケーションを共有できるSteamの仕組みだ。

ファミリービューが動作中のSteamクライアントは、設定の変更ができない。

なぜそういう仕様なのかを説明したページはどこにあるのだろう?
また、設定が表示されない場合の説明はどこにあるのだろう?

Steamに限らず、電子機器の説明書などでも「~~ができない場合」に触れていないケースが多数見受けられる。テクニカルライティングができていないのではないだろうか……。

2018年11月15日木曜日

RamDisk を exFAT で運用する

状況:NTFS の RamDisk を exFAT で運用したい

対処:RAM-Storage Driver を導入し、 4097MB 以上に設定する


Windowsシステムの高速化のためや、SSD の消耗を防ぐ用途として、一時ファイルに RamDisk を用いるユーザーも少数ながら存在するはず。

これまでは有料の I・O DATA の RamPhantomEX を使用してきたが、Windows10 には正式対応していない上にメーカーが公開終了してしまい、代替ソフトウェアを探す必要が生じていた。

有料だけあって UI/UX がよく、安定性も抜群なのだが、二つの欠点があった。

1.自動フォルダ作成機能がない
2.FAT32 か NTFS しか選べない

1.については、RamDisk を新設するたび、自分でフォルダを新規作成しなければならず、TEMPフォルダとして活用するには余分な再起動を必要とした。

2.については、OSイメージ等の 4GB を超える巨大ファイルをダウンロードする際には NTFS しか対応できない。NTFS は HDD には良いファイルシステムだが、メタファイルを作成して余分に領域を確保してしまう。ファイル数が多ければなおさらで、しかも減ることはないため、ゴミ領域が拡張されていくのだ。

そこで、exFAT である。このファイルシステムに対応した RamDisk は種類が少なく、知る限りでは RAM-Storage Driver のみだ。しかも国産のフリーウェアで不具合も少ないときたら、もはや選択の余地などない。

さっそくインストールしようとしたのだが、おや? FAT32 と exFAT がグレーアウトして選べないではないか――。


Windows10 だからか? サービスの停止をし過ぎたせいか?
あれこれ試行錯誤しているうちに、ふと容量のことに思い当たる。
現在の設定は 4096MB、すなわち 4GB である。

ファイルサイズが 4GB まで対応する FAT32 なら、それ以上にすれば良いのではないだろうか。

試してみると、ちょうど 4097MB から設定変更できるようになっていた。


Readme.TXT や検索した Webサイトには説明を見つけることができなかったので、ここに記しておく。

あと、当環境下におけるベンチマークは下の通りだ。


CPU: i7-3770(定格)
Mem: 16GB(DDR3-1600 8GBx2)


2018年8月23日木曜日

ブラウザからPDF印刷ができない

症状:Firefox で PDF仮想プリンターの印刷時にエラーが発生して出力できない

※現時点で Firefox Quantum での PDF印刷は不可能な模様。誤った記事を載せてしまい、申し訳ございません。

原因:ブラウザーの使用フォントを RobotoJAA に変更したため

対処: 別のフォントを選択する


いつからか Firefox で仮想プリンターでPDF印刷をしようとすると
「印刷エラーです」と表示され、出力ができなくなっていた。

これは Adobe PDF に限らず、CubePDFDoPDF でも変わりがなかったため、システム側の問題と判断できる。

別のブラウザーとして Internet Explorer で試したが不具合はないため、Firefox の設定に問題があるようだった。

アドオンを外したり about:config の設定を見直しても変わりなく、「またMicrosoftのアップデートが悪さをしてるんだろう」と特定できない原因を責任転嫁をしていた。

だが最近になって、Adobe PDF の設定に フォント関連の項目があることが気になり調べてみると、
「<システムフォントのみ使用し、文書のフォントを使用しない>のチェックを外すといいらしい」とあった。

設定を変更したが、エラーは止まらない。
ログには CIDフォントうんぬん、などと記録されているので、フォントが原因である可能性が濃くなってきた。

そこで、ブラウザーで使用するフォントの見直しである。

自分はアスキーアート(AA)の Webサイトを読むことがままあり、デザインのズレが発生しないようにフォントをメイリオから変更している。

また、 Android のスマートフォンを使用しているため、フォントを Roboto で統一するつもりで RobotoJAA を使用していたのだ。

これが原因だった。
ttfフォントのせいなのか、はたまた何らかの要素が不足しているのか、それはわからない。

そんなわけで、今は主に「源英ゴシックP」を使用している。
ただし、アスキーアート(AA)のまとめサイトだけは、RobotoJAA に設定して見るようにしている。


※Webサイトごとに使用フォントの設定をできればいいのだが。カスタムCSSで対応するしかないのか?

2018年7月16日月曜日

VirtualBox の共有フォルダが動作しない

症状:VirtualBoxで共有フォルダにアクセスをするとエクスプローラーが停止する。

原因:サービスの Distributed Link Tracking Client が無効になっていたため

対処:サービスから Distributed Link Tracking Client を開始する


当方のホストOSは Windows7 Pro x64 で、ゲストOSに Windows XP Pro を使用している。

ここ最近の Windows Update のせいか、突然 VirtualBox の共有フォルダが上記の症状で使えなくなってしまった。

音割れ対策のために 5.1.24 のバージョンを使用していたためかと思い、5.2.14 にアップグレードしたり、セーフモードから Guest Additions を再インストールしたりしてみたが効果がなく、不便さを禁じ得なかった。

CPUやメモリのリソース を空けるために、不要と思われるサービスを切っていたが、これが原因では? と考えて試していったところ、ゲストOSの Distributed Link Tracking Client を開始すると、以前と同じくアクセスできるようになった。

共有フォルダの場所が RAMDISK のせいかとも予測したが、それは無関係だった。

セキュリティの強化のためかもしれないが、突然の仕様変更に戸惑うのは、いつもユーザーなのである。

2018年7月3日火曜日

MP3プレーヤーで m4a が再生できない

症状:AGPtEK A20 で m4aファイルを再生すると、再起動してしまう

原因:MP4 のコンテナが ISO Base Media なため

対処:MP4Box で iTunes AAC-LC に変換する


音楽データである AACファイルは複数の種類があり、生の AAC や原型の ISO Base Media であったり、Apple用のフォーマットに分けられる。

TS から抽出された AACファイルは、いわゆる raw(生)のAACであり、このままではストリーミングには適していても、単体の再生ではシークができない不便さがある。

そこで、MP4Box を使って aac → m4a の変換を行い、iTunes で用いられる AAC にして単体再生に便利な状態にするのが常だ。

しかし、いくつかの AACファイルは、MP4フォーマット準拠の ISO Base Media で公開されることがある。

foobar2000等の高性能なプレーヤーソフトでは問題なく再生できても、中国製の安価なMP3プレーヤーではそうはいかないケースがあるようだ。


解決方法は次の通り。

raw-AAC ←→ m4a の相互変換が可能な MP4Box で m4a → raw-AAC → m4a と二段階の過程でコンテナを再構築する。

この操作はコンテナのみを変換しているので、元のデータは破壊されない。したがって、音の劣化は生じず、利便性を向上することができる。


MP4Box はコンソール用のソフトウェアなので、

mp4box -raw 2 "m4aのファイル名" -out "raw-AACのファイル名".aac

として、raw-AAC に変換する。

※ -raw 2 の数字は、m4aに格納された ID を調べること。
※ m4a内の ID を調べるには、黒羽製作所の「真空波動研SuperLite」が便利。

これを Apple iTunes AAC-LC に再変換するために、

mp4box -add "raw-AACのファイル名" "元のファイル名".m4a

として再構築が完了する。

※拡張子に注意


これに気づくのに20分ほど要してしまった。

それまでは再生できないデータを flac にエンコードし、ロスレスの代償にファイルサイズの増大を招いていた。


※この商品、実に2週間足らずで故障したため、返品処理を行って手放してしまった。

2018年6月29日金曜日

Audacity2.2.2~2.3.0rc3でエラー発生/終了できないバグ

症状:Audacityが終了できない
 

原因:リニアPCMのファイルを高速型(Faster)で読み込んだため
 

対処:非破壊型(Safer)で読み込む

Audacityでは、リニアPCMのファイルを読み込む方法が2種類あって、
データを一時フォルダに複製して編集を行う非破壊型と、
直接データを読み出して編集する高速型に分けられる。

後者の高速型を使用した場合、
リニアPCMのファイルを読み出して何もせずに終了すると、
編集画面が閉じられて灰色の背景のまま終了できなくなったり、
デバッグレポートが表示されたりして正常終了ができなくなる。

回避するには非破壊型(Safer)の設定にしておくしかないようだ。

↑はAudacity 2.2.3a

↓はデバッグレポート画面


2018年5月4日金曜日

JaneStyleのコマンドでカスタム検索

症状:JaneStyleのコマンドでカスタマイズした検索が動作しない

原因:JaneStyleはhttpsプロトコルを受け付けないため

対処:httpsをhttpに変更して登録


根強い人気の5ちゃんねるブラウザーこと「Janestyle」。

既に仕様が古くなっており、時代は https で暗号化通信の時代となるも、JaneStyleはコマンドのプロトコルを http で決め打ちのもよう。

http の登録では、リダイレクトして https になるが、それまでの通信は平文なので、安全ではないことに留意すること。


ちなみに、私の登録したGoogle検索は↓のとおり。

http://www.google.co.jp/search?q=$TEXTIU&num=30&source=lnt&tbs=lr:lang_1ja&lr=lang_ja&sa=X

・日本語のみの検索
・検索結果は1ページ30項目
・検索内容はUTFに変換

2018年2月23日金曜日

TVTest 0.10.0.0 x86 のコンパイル

症状:VS2017 で TVTest をコンパイルするとエラーが発生する

対処:Win SDK 10.0.15063 を追加インストールする

必要に迫られて TVTest 0.10.0.0(dev) を作成することになった。

コンパイルまでの道のりは下記のサイトが詳しい。
最新TVTest.exeのビルド手順(Visual Studio 2017版) | はんぺん.net

ところが、IT界の世の常で、「たいていの物事は書いてあるとおりにやっても上手くいかない」という困った状況に遭遇することになる。

VS2017 のインストールは「C++によるデスクトップ開発」となっているが、実際のところはバージョンアップが進み、Win SDK のバージョンがかみ合ってこない

※2018/2/22 時点では、10.0.16299 がインストールされる。

 必要なのは 10.0.15063 だが選択肢には存在せず、Webサイトの手順をなぞるだけの人にはどうしようもない。

解決方法は「C++によるゲーム開発」にチェックを入れることだ。
そこではオプションで旧型の SDK が導入できる。

↓の画像を参考にしていただければ幸いだ。












※afxres.h のエラーが出る場合、winres.h に修正すること

2018年1月23日火曜日

Ubuntu + Unity3D の起動

症状:Ubuntu Studio 16.04.3 x64 で Unity3D を起動しようとすると、「Service not available, please try again later.」と表示されて進まない

対処:端末から LD_PRELOAD=/lib/x86\/64-Linux-gnu/libresolve.so.2 /opt/Unity/Editor/Unity と入力すると、サインイン画面が起動し、それ以降は通常ログインが可能になる

Unity3D のサイトでは Windows か MacOS のどちらかしかライセンス認証やインストーラーが存在しないようだが、Beta版という扱いながら Linux(64bit)用にも公開されている。

幸いにして deb形式のインストーラーがあるのでダウンロード → インストールすると、ライブラリ等が足りないらしくエラー。

検索すると、UbuntuのUnity上でUnity3Dを動かす - vaguely というサイトを発見した。

nodebrew が必要らしいので上記ページのリンクにある Node.jsを管理したくて、nodebrewをインストールする - CLOVER からインストールする。

あとはUbuntu 16.04 LTS (64ビット版) にUnityを導入する方法 - Qiita にある手順に従い、端末から LD_PRELOAD=/lib/x86\/64-Linux-gnu/libresolve.so.2 /opt/Unity/Editor を実行すればOK。


※2015年頃の古いライセンスのままだったので、Unity サイトにサインインして、Personal Free にライセンスをアップデートする必要があった。

※BleachBit を使って不要データの削除を行うと、上記の手順を繰り返す必要があるもよう。

Office2013のService Pack 1がインストールに失敗する

症状: Office 2013 Proffesional x64 を Windows11 Pro x64 にインストールし、 Windows Update をすると SP 1 だけがインストールに失敗する 原因: サービスの「Windows Font Cache」を無効にしていた...