2018年11月15日木曜日

RamDisk を exFAT で運用する

状況:NTFS の RamDisk を exFAT で運用したい

対処:RAM-Storage Driver を導入し、 4097MB 以上に設定する


Windowsシステムの高速化のためや、SSD の消耗を防ぐ用途として、一時ファイルに RamDisk を用いるユーザーも少数ながら存在するはず。

これまでは有料の I・O DATA の RamPhantomEX を使用してきたが、Windows10 には正式対応していない上にメーカーが公開終了してしまい、代替ソフトウェアを探す必要が生じていた。

有料だけあって UI/UX がよく、安定性も抜群なのだが、二つの欠点があった。

1.自動フォルダ作成機能がない
2.FAT32 か NTFS しか選べない

1.については、RamDisk を新設するたび、自分でフォルダを新規作成しなければならず、TEMPフォルダとして活用するには余分な再起動を必要とした。

2.については、OSイメージ等の 4GB を超える巨大ファイルをダウンロードする際には NTFS しか対応できない。NTFS は HDD には良いファイルシステムだが、メタファイルを作成して余分に領域を確保してしまう。ファイル数が多ければなおさらで、しかも減ることはないため、ゴミ領域が拡張されていくのだ。

そこで、exFAT である。このファイルシステムに対応した RamDisk は種類が少なく、知る限りでは RAM-Storage Driver のみだ。しかも国産のフリーウェアで不具合も少ないときたら、もはや選択の余地などない。

さっそくインストールしようとしたのだが、おや? FAT32 と exFAT がグレーアウトして選べないではないか――。


Windows10 だからか? サービスの停止をし過ぎたせいか?
あれこれ試行錯誤しているうちに、ふと容量のことに思い当たる。
現在の設定は 4096MB、すなわち 4GB である。

ファイルサイズが 4GB まで対応する FAT32 なら、それ以上にすれば良いのではないだろうか。

試してみると、ちょうど 4097MB から設定変更できるようになっていた。


Readme.TXT や検索した Webサイトには説明を見つけることができなかったので、ここに記しておく。

あと、当環境下におけるベンチマークは下の通りだ。


CPU: i7-3770(定格)
Mem: 16GB(DDR3-1600 8GBx2)


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