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2020年1月24日金曜日

NASへの書き込みが速度低下を起こす

※やっぱりダメだった。Windows Defender の挙動によるものなので、リアルタイム保護をOFFにするか、他のアンチウイルスソフトに変更するしかない模様。

※除外フォルダとして登録してみた。

症状: ルーターの簡易NASへ書き込むと、PCが一時的にフリーズしてしまう

原因: Gigabit lite が「有効」になっていたため

対処: デバイスマネージャより、ネットワークアダプタの設定から Gigabit lite を無効にする


ルーター(NETGEAR Nighthawk R7000)に接続した USB 3.0 のメモリを簡易NASにして使用している。

ギガイーサでの接続で、スイッチングハブまでは Cat6 の 15m LANケーブルでつないでいた。

PC側の NIC は RTL8111 シリーズであるが、通常のインターネット利用ではトラブルは起きていない。

これをネットワークドライブとして利用するが、多量の(およそ100MB以上)データを書き込もうとすると、著しい速度低下を起こして Windows10 そのものが一時的に停止してしまう状態に陥った。

読み込み時には問題はなく、最初はUSBメモリの経年劣化を疑った。だが、Check Flash でゼロフィルの初期化をしてもエラーはなく、ストレージの問題ではなさそうだった。

しばらく調査を続けているうちに、原因が2つ見えてきた。

 1. Windows Defender のリアルタイム保護をオフにすると改善する
 2.ネットワークアダプタの設定を、すべて「無効」にすると改善する

1. については、NASへ毎回ファイルコピーをする度、リアルタイム保護をオフにするわけにはいかない。そのため、2. のネットワークアダプタの設定を見直すことにした。

主にギガイーサの帯域を守りつつ、省電力にできる設定を心掛けているが、ざっくりと言えば「受信側レシーブを無効」にした上で、グリーンイーサネットや EEE を有効にしているぐらいの設定だ。

その中でふと、「Gigabit lite」なる見慣れない設定があった。

検索によって調べると、ギガイーサの速度を半分の 500Mbps に落とすものだという。

通信の安定を目的としているようだが、疑わしきは調べよとばかりに無効にしてみると、NASへの書き込みは、速度低下は起きているものの、PCが一時フリーズする事態は避けられた。

しばらくこれで運用してみることにする。 

デバイスマネージャでの設定箇所




2019年9月18日水曜日

XREA に RainLoop を設置する

Point: .htaccess を作成し、展開した data ディレクトリーに保存する

【手順】

1. 下記の公式サイトから Standard Edition をダウンロードする。
(現時点では v1.13.0)

Downloads / RainLoop Webmail

2. rainloop-latest.zip を展開し、FTP で /public_html に作成した任意のディレクトリーへアップロードする。
(FTPクライアントは FileZilla を使用。パーミッションの設定は不要だった)

3. /public_html/任意のディレクトリー名/data に 次の内容で .htaccess を作成する。(XREA のファイルマネージャーから作成した。文字コードはUTF-8

location ^~ /data {
  deny all;
}

この設定ファイルは第三者からの dataディレクトリーへアクセスすることを禁じるもので、置いていないと管理画面で警告メッセージが表示される。

4. https://XREAのドメイン名/任意のディレクトリー名/?/admin へアクセスする。管理画面でメールサーバー等の設定をして完了。



【参考サイト】
.htaccess の使い方や書き方・設置方法/ Web Design Leaves

Documentation / Installation / RainLoop Webmail


P.S.
RoundCubeMail の v1.4 はまだですかねえ……。

2017年11月3日金曜日

Roundcube と LIP

症状:メールヘッダーに LIP が付かない

原因:Roundcube の標準仕様

対処:プラグイン「additional_message_headers」を追加する


SquirrelMail も RainLoop Webmail も、標準でLAN内の送信IPアドレスをヘッダーに付けてくれたものだ。が、Roundcube はそうではなかった。

通常用途なら不要かもしれないが、社内・教室内では発信元の偽装を行うユーザーも想定しておくべきだ。

特に、Roundcube は表示名の設定でメールアドレスも変更できてしまう(メールサーバーの設定はできないくせに)ので、きちんと認証対策をしておかないと、中傷メールが飛び交うことになりかねない。

この教室では https や SMTP-Auth 、imaps 等を使用していないので、メールヘッダーを追加するプラグインで対応した。


作業:main.inc.php ファイルからプラグインの項目を探し、additional_message_headers を追加する。

$rcmail_config['plugins'] = array('additional_message_headers');

pluginsフォルダ → additional_message_headersフォルダ → config.inc.php.distファイルをたどり、中に書かれている

$config['additional_message_headers']['X-Originating-IP'] = '[' . $_SERVER['REMOTE_ADDR'] .']';

を main.inc.php に追加して完了。

これで、メールヘッダーに X-Originating-IP が追加され、発信元の LIP が表示される。

2017年11月1日水曜日

IE9 と RainLoop

症状: IE9上でRainLoop Webmail を操作するとフリーズする

原因: IEの低いバージョンでは正常動作しないため

対応: Roundcube Webmail 1.2.6 に変更


またもや IE9 である。

SP1が導入された Windows7 とはいえ、オフライン環境ではロールアップ更新もままならない。

せめて IE11 にしてくれれば良いのだが、聞く耳を持ってくれそうにない教室である。


ちなみに RainLoop のテスト動作は、設定・送受信・迷惑メール・アドレス帳と不具合はなかった。

フリーズするのは ハンバーガーメニューのアイコンをクリックしたとき。


「ウインドウを閉じますか? 」のメッセージウインドウの「はい/いいえ」をクリックしても反応がない。 IE の閉じるボタンも反応無し。

実は内部で動作はしているのだが、異様な処理が行われ(JavaScriptだろうか)、およそ30秒ほど固まってしまう。正直、実習では使い物にはならないだろう、と思う。


結局、昨年まで利用していた Roundcube を再導入して運用することに。

教育業界に ICT の理解を求めるのは困難なことだなあ。

2017年10月28日土曜日

IE9 と Usermin

症状: PC から接続した Usermin が、ログイン後の操作を受け付けない&フレームレイアウトが崩れている

原因: アップデートされずに IE9 でアクセスをしていたため

対応: Usermin のバージョンを 1.690 に下げる


ユーザー自身でログインパスワードを変更できるサービスである Usermin が使えない、というトラブルが発生した。

ログイン後、クライアントPCから画面の操作を受け付けない。

昨年のサーバーではそのようなトラブルが発生していないため、Usermin のバージョンが新しくなったのが原因と予測した。


その教室にある45台のPCは、室内LANのみで接続されている。

数年前に納入されたままアップデートされておらず、Windows7 でかろうじてSP1になっているぐらいの、とても古い環境のままだ。

したがって、ブラウザーのバージョンを確認すると、Internet Explorer 9 と表示された。


Usermin にアクセスすると、ログイン画面に問題はない。

ログイン後、画面左のフレームはクリックしてもメニューが開かない。

ボタンの Exit 等は正常動作する。


別ブラウザーでテストしてみる。


○ Firefox 56.0.2
○ Ancia 0.56
× IE9


これは間違いない。Internet Explorer 9 の仕業だ。


クライアントPCはアップデートできないため、Usermin のバージョンダウンをする。

現在 1.720 だが、メジャーアップデート前の 1.690 に戻す。

予想通り、操作が可能になった。


※Usermin の旧バージョンダウンロードは↓から
Webmin - Browse /usermin at SourceForge.net

ファイル名は usermin_1.690_all.deb

間違って usermin-webmail_1.690_all.deb をダウンロードすると動かない! と混乱すること必至

Office2013のService Pack 1がインストールに失敗する

症状: Office 2013 Proffesional x64 を Windows11 Pro x64 にインストールし、 Windows Update をすると SP 1 だけがインストールに失敗する 原因: サービスの「Windows Font Cache」を無効にしていた...