2020年12月7日月曜日

細々としたTips #02


 

1. foobar2000 の再生時に冒頭の音が途切れる場合、 Affix silence のDSPが有効。下図のように設定し、余裕があれば数値を下げていく。






2. uBlock Originの内製フィルターである uBlock Filters が有効の場合、pixivの表示に影響が生じる。Offにしなくとも、下のコードをMyフィルターに追加すると回避できる。

pixiv.net#@#div[class^="sc-"]:has(> div[style] > iframe[width="728"][height="90"])

以前に紹介した #@# で対象のコードを除外するだけだ。



2020年11月13日金曜日

2.4GHz帯のWi-Fiの通信速度が異様に遅い

症状: NetGearルーター・R7000の環境下で、2.4GHz帯のWi-Fi通信速度だけが遅い(5GHzは問題ない)

原因: Wi-Fi設定の最大通信速度が合っていなかったため

対処: R7000にログインし、「ワイヤレス」の設定から[2.4GHz b/g/n]の「モード」を[最大289Mbps]に設定する







               ↓

 

 

 

 

 

長い間謎のままだった Wi-Fi の2.4GHz帯の速度低下問題だったが、偶然設定を変更しているうちに解決した。

スマートフォンもタブレットも、家ではサブ端末以下の扱いなのでとても古い。そのため、所有端末のWi-Fi対応は 802.11n のシングルバンドばかりで、しかも4台中の1台しか5GHzに対応していない。

中でも、ASUS Zenfone2 Laser と Teclast P80 Pro は、2.4GHz帯域では、2~13MBps程度の通信速度しか出てくれない。インターネットは100Mbpsの光回線だが、有線では89Mbps前後、5GHz帯域では43~62Mbpsなので、これはおかしい。

送信電波出力を100%、通信速度もトライバンド対応の600Mbps、と最高設定にしておけば大丈夫なはず、と高をくくっていたわけだが、これが大きな間違いであることに長年気づけなかったという話だ。

上述したように、そもそも端末の無線機能が低レベルで合っていないのだ。
原付で自動車専用道路を走れないようなものだろうか?

ともあれ、モード設定の最大600Mbpsから289Mbpsに下げると、2.4GHz帯域でも40Mbps前後を確保できるようになった。

2020年10月3日土曜日

Firefox Nightly で Amazonのほしいものリストが操作できない

症状: Firefox Nightly 83.0a1 で、Amazonのほしいものリストから削除や移動しようとすると「サインインしてください」と表示されてしまう

原因: 実験的な機能であるが使用されているため

対処: オプション → 実験的な機能 にある以下のチェックを外す

「Cookie: SameSite=None は secure 属性が必要」
「Cookie: 既定で SameSite=Lax」

 

JavaScript の高速化を体験すべくインストールした Nightly であるが、当然こうした不具合は残っている。

Firefoxの 正式版となる 81.01 や beta 82.0b6 では起きない症状であり、実験段階の機能の調整に期待したい。

2020年9月17日木曜日

インターネットに負荷をかけないNTP設定

ルーターにNTP機能が実装されている場合、ルーターから時刻を取得できる。

持ち運びを想定しない据え置きしているPCの場合、NTP設定をNICTやpool.ntp.orgへの直接アクセスを避け、インターネット時刻の設定をルーターのIPアドレスに変更すれば、世界中のアクセスから過負荷にあえぐNTPサーバーの負担を減らせる(はず)。

 

【方法】

Windowsならコントロールパネルの「日付と時刻」から「インターネット時刻」の「設定の変更」を選び、「インターネット時刻サーバーと同期する」にチェックを入れて「192.168.11.1」等を指定する。

 動作試験として、「今すぐ更新」を押してエラーが発生しないか、同期した時刻は正しいかを確認して終了。

 


 

2020年8月23日日曜日

Movable Type(個人無償版)ダウンロードのメールが届かない

症状: Movable Type 個人無償版のダウンロード申請をするメールが送られてこない

原因: Yahoo!メールのセーフティアドレスでは受け取れない

対処: 別のメールアドレスで申請する (今回は Smoug Mail を使用)


Webサービスの登録にはメールアドレスを要求されるわけだが、不要な広告/迷惑メールの送信対象になる可能性があるため、捨てメールアドレスを利用することがよくある。

かつてなら転送メールやエイリアスで対処していたが、チャット全盛の世の中となった今、これらのサービスは衰退の一途をたどるばかりだ。

Yahoo!メールでは迷惑メール回避として、セーフティアドレスというサービスで複数のサブアドレスを持つことができる。

メールアドレスのユーザー名部分にベースネームという固定の名称を定め、一般ユーザーは最大10まで別アドレスを所有でき、また不要になれば削除して新たに作れるという、メールサービスとしては優れた内容だ。

だがこれは、Webサービスの提供側にとっては余計な仕組みと受け取られるためか、登録に使おうとしても弾かれるケースがある。今回の Movable Type がまさに該当した。

何度やってもYahoo!メールの受信箱には届かない。元のメールアドレスを使う気にはならないので、 Smoug Mail という受信専用の無料メールサービスに登録し、そのアドレスで申請すると即座に Movable Type からダウンロードURLの入ったメールを受け取ることができた。

2020年8月17日月曜日

Linux Mint 20.x Xfce で JDim + 2chproxy.pl を自動動作させる

※当記事は、下記のWebサイトを下地に作成しております。

Linux Mint 20.x : 5 ちゃんねる専用ブラウザ「JDim」 | 221B Baker Street

5ちゃんねること、旧2ちゃんねるをLinuxの専用ブラウザで閲覧するには、現在では「2chproxy.pl」の力を借りる必要がある。

専用ブラウザとして挙げられるのが JDim で、apt からもインストールしやすい。

221B Baker Streetさんの記事ではパッケージ管理に snapd を利用されているが、 Linux Mint 20.x Xfce ではインストール時にエラーが発生するため、apt によるインストールで JDim + 2chproxy.pl を動作させる手順を残しておく。

異なるのは apt でインストールすることと、install.sh の第2引数だけ。

 


sudo apt install jdim

sudo apt install -y git libhttp-daemon-perl liblwp-protocol-https-perl libyaml-tiny-perl

git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git

cd ./2chproxy.pl

./install.sh "$HOME/bin" "/usr/bin/jdim"


2020年8月6日木曜日

細々としたTips

(1) ノートPCのバッテリーレポートがエラーを起こす
(2) LibreOffice7.0.3 で設定画面でエラーが発生する

症状: (1) ノートPCのバッテリーレポートがエラーを起こす

原因: Diagnostics系のサービスを無効・停止していたため

対処: 「Diagnostic Policy Service」「Diagnostic Service Host」「Diagnostic System Host」を自動・有効にしておく


症状: (2) LibreOffice7.0.3 の設定「オンライン更新」で落ちる

原因: インストール時に「オンライン更新」を入れていなかったため

対処: 変更/再インストール時に「オンライン更新」にチェックを入れる

2020年6月28日日曜日

GeForce の GPUスケジューリングを有効にする

方法: 設定 → ゲーム → ゲームモード → グラフィックの設定 → ハードウェアアクセラレータによる……をON → 再起動

あちこちの記事で紹介されているわりには、どこから設定していいのかがわかりにくいのでメモ。

NVIDIAコントロールパネルからではなく、 Windows10 の機能として有効になる模様。

【当方の仕様】
Windows10 Pro x64
GeForce 1050ti / Driver Version 451.48(Studio Driver)






2020年6月19日金曜日

PikaZip を Windows10 (32bit) で動作させる

症状: ノートPCの Windows10 で PikaZip が起動しない

原因: プログラムの互換性の問題?

対処: PikaZip の互換モードを「Windows98/Me」に変更する

zipファイルの暗号化において、数字4桁のパスワードがどれほど危険かを実演するために PikaZip を使いたい、との相談を受けた。

当方のPCは Windows10 2004(64bit)で、何の問題もなく起動したのだが、対象のノートPC Windows10 1909 (32bit) では、タスクバーにアイコンは表示されるものの、ウインドウが表示されることはなかった。

OSのアップデートやbit数で互換性が失われるケースはあるだろう、と、PikaZip.exe のプロパティをいじってみる。

互換モードを Windows8 や 7、Vista、XP SP3 に設定するが、変化は無し。

XP SP2 にした時、真白なウインドウが現れた。

98/Me に変更して、ようやく正常動作となった。

原因究明までは至らなかったが、
「動いているので、とりあえずヨシ!」
と現場猫のセリフを吐きつつ、解決とする。

PikaZipのプロパティ変更

2020年4月8日水曜日

Modify Clockで時刻合わせができない

※2020/4/8 18:18現在 Modify Clockでも時刻合わせができることを確認しました。この記事を書いた14時過ぎは無反応だったのですが……?


症状: フリーソフト「Modify Clock」でNICTサーバーによる時刻合わせができない

原因: 「Modify Clock」が NTP Version 2 に対応していないため

対処: 「SimpleNtpClient」に乗り換えた


録画にせよ、ファイル管理にせよ、PCの時刻合わせは正確に越したことはない。

Windowsでは伝統的に Windows Time サービスを使用して、「time.windows.com」にアクセスし、一定時間ごとに同期を行い、時刻調整がなされている。

が、このサーバー。1分近いずれが生じたり、たまさかに接続を失敗したりする上、そもそも日本ーアメリカ間で通信を往復するので誤差が大きい。

したがって、気の利いたユーザーなら、国内の NICT が公開する「ntp.nict.jp」へタイムサーバーの設定を変更しているはずだ。

この度、ネット界隈で話題になったのは以下の内容。

■NTP version 1からNTP version 2以降への移行をお願いします。

NTPサービスのバージョンなど意識したことがないものだから、「なんじゃそれは?」と首をかしげてしまった。

対象が神戸副局のサーバー利用者なわけだが、当方利用のプロバイダーは「eo光ネット」。

関西圏の優良なプロバイダーだが、公式にはNTPサーバーを公開しておらず、NICTを使え、と指示されている。

そして、↑の内容である。条件にマッチするのは確かだった。

さて、NTPクライアントとして有名なのは「桜時計」と「Modify Clock」だろうか。 自分はシンプルさと起動の速さから後者を使わせていただいている。

Modify Clockは有用なフリーウェアだが、製作されたのは2006年でバージョンも1.00から変わらない。実に14年にわたって安定したソフトウェアだったが、NTPバージョンまでは考慮されていなかったようだ。4月以降、時刻の同期を行っても無反応である。

そこで久しぶりに乗り換えることにしたのだが、多くの人は標準の時刻合わせで満足しているのか、NTPクライアントの開発は少ないようだった。

その中で見つけたのが 「SimpleNtpClient」だ。
インターフェースが優秀で、ソフトウェア名の通り実用に特化している。

標準でNICTサーバーを指定してあるので、起動するだけでよい。別のNTPサーバーを利用するならば引数で指定すればOKのスグレモノだ。

なお、時刻の更新内容さえ不要であるなら、同梱の SimpleNtpClient-LogHide.exe を起動すればよい。

長きにわたって利用させていただいた「Modify Clock」の作者様に深い感謝を。
新たにお迎えしたNTPクライアント、「SimpleNtpClient」の作者様に改めて深い感謝を。
どうか長いお付き合いになりますように。

2020年1月29日水曜日

System Volume Information にファイルをコピーしてしまい、消せない

症状: System Volume Information フォルダに間違ってファイルをコピーしてしまったが削除できない

原因: Windows の特殊フォルダ であるためエクスプローラーからはアクセスできないため

対処: コマンドプロンプト(管理者)から RD /S コマンドで削除する

System Volume Information フォルダは「システムの復元」用のエリアで、本来は隠し属性で見えないし、アクセスしようとしても拒否されるはずだが、なぜか通常フォルダのように表示されてしまうことがある。(条件は不明)

そこへ間違ってドラッグでファイルやフォルダーをコピー/移動すると、拒否されずにコピー/移動できてしまう。読み出しは自由にできるが、削除だけはできない。削除してもエラーメッセージ等は出ずに操作を終えてしまう。

無駄な容量を食っていることになるのは良くないので、Linux 上から強制的な削除を行う前にあれこれ試したところ、コマンドプロンプト(管理者)からなら問題なく削除できた。

対象のフォルダに RD コマンド(Remove Directory)を発行することで削除可能だった。

注意すべきなのは、ディレクトリが空でなければ実行できないので、ディレクトリを再帰的に削除する /S オプションを併用することだ。

対象となるドライブのルートフォルダに移動し、

RD /S "System Volume Information"

これでOK。

2020年1月24日金曜日

NASへの書き込みが速度低下を起こす

※やっぱりダメだった。Windows Defender の挙動によるものなので、リアルタイム保護をOFFにするか、他のアンチウイルスソフトに変更するしかない模様。

※除外フォルダとして登録してみた。

症状: ルーターの簡易NASへ書き込むと、PCが一時的にフリーズしてしまう

原因: Gigabit lite が「有効」になっていたため

対処: デバイスマネージャより、ネットワークアダプタの設定から Gigabit lite を無効にする


ルーター(NETGEAR Nighthawk R7000)に接続した USB 3.0 のメモリを簡易NASにして使用している。

ギガイーサでの接続で、スイッチングハブまでは Cat6 の 15m LANケーブルでつないでいた。

PC側の NIC は RTL8111 シリーズであるが、通常のインターネット利用ではトラブルは起きていない。

これをネットワークドライブとして利用するが、多量の(およそ100MB以上)データを書き込もうとすると、著しい速度低下を起こして Windows10 そのものが一時的に停止してしまう状態に陥った。

読み込み時には問題はなく、最初はUSBメモリの経年劣化を疑った。だが、Check Flash でゼロフィルの初期化をしてもエラーはなく、ストレージの問題ではなさそうだった。

しばらく調査を続けているうちに、原因が2つ見えてきた。

 1. Windows Defender のリアルタイム保護をオフにすると改善する
 2.ネットワークアダプタの設定を、すべて「無効」にすると改善する

1. については、NASへ毎回ファイルコピーをする度、リアルタイム保護をオフにするわけにはいかない。そのため、2. のネットワークアダプタの設定を見直すことにした。

主にギガイーサの帯域を守りつつ、省電力にできる設定を心掛けているが、ざっくりと言えば「受信側レシーブを無効」にした上で、グリーンイーサネットや EEE を有効にしているぐらいの設定だ。

その中でふと、「Gigabit lite」なる見慣れない設定があった。

検索によって調べると、ギガイーサの速度を半分の 500Mbps に落とすものだという。

通信の安定を目的としているようだが、疑わしきは調べよとばかりに無効にしてみると、NASへの書き込みは、速度低下は起きているものの、PCが一時フリーズする事態は避けられた。

しばらくこれで運用してみることにする。 

デバイスマネージャでの設定箇所




FreenomのドメインメールがGmailに届かない

症状: Freenom で取得したドメインを Value-Domain で運用すると、Gmail には550エラーで到達しない 原因: DNSの信頼性がないため、SPFに登録する必要がある 対処: DNS設定に txt @ v=spf1 a:取得ドメイン ~all を追加する F...