※除外フォルダとして登録してみた。
症状: ルーターの簡易NASへ書き込むと、PCが一時的にフリーズしてしまう
原因:
対処:
ルーター(NETGEAR Nighthawk R7000)に接続した USB 3.0 のメモリを簡易NASにして使用している。
ギガイーサでの接続で、スイッチングハブまでは Cat6 の 15m LANケーブルでつないでいた。
PC側の NIC は RTL8111 シリーズであるが、通常のインターネット利用ではトラブルは起きていない。
これをネットワークドライブとして利用するが、多量の(およそ100MB以上)データを書き込もうとすると、著しい速度低下を起こして Windows10 そのものが一時的に停止してしまう状態に陥った。
読み込み時には問題はなく、最初はUSBメモリの経年劣化を疑った。だが、Check Flash でゼロフィルの初期化をしてもエラーはなく、ストレージの問題ではなさそうだった。
しばらく調査を続けているうちに、原因が2つ見えてきた。
1. Windows Defender のリアルタイム保護をオフにすると改善する
2.ネットワークアダプタの設定を、すべて「無効」にすると改善する
1. については、NASへ毎回ファイルコピーをする度、リアルタイム保護をオフにするわけにはいかない。そのため、2. のネットワークアダプタの設定を見直すことにした。
主にギガイーサの帯域を守りつつ、省電力にできる設定を心掛けているが、ざっくりと言えば「受信側レシーブを無効」にした上で、グリーンイーサネットや EEE を有効にしているぐらいの設定だ。
その中でふと、「Gigabit lite」なる見慣れない設定があった。
検索によって調べると、ギガイーサの速度を半分の 500Mbps に落とすものだという。
通信の安定を目的としているようだが、疑わしきは調べよとばかりに無効にしてみると、NASへの書き込みは、速度低下は起きているものの、PCが一時フリーズする事態は避けられた。
しばらくこれで運用してみることにする。
デバイスマネージャでの設定箇所 |
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