症状: Windows10 x86 (1903) において、DELL XPS M1330 内蔵のWebカメラで調整を行うと、ブルースクリーンで停止する
原因: 起動サービスの不足
対処: コンピューターの管理から、「Server」 と 「Computer Browser」を実行する
Skype や MPC-BE でWebカメラによる動画の送受信は問題ないが、プロパティを開き、明るさやホワイトバランス等の調整を行おうとすると、瞬時にブルーバック画面で停止してしまう。
プライバシー設定がオフになっているわけではないので、イベントビューアーからログをたどり、ブルースクリーンの発生時間と照合すると、Server と Computer Browser が起動しなかった旨が記録されていた。
セキュリティのために普段はWebカメラを無効にしているため、必要になった際にどのサービスや設定と関わりがあるかを失念してしまう。個人のPCでよかった……。
2019年11月26日火曜日
2019年11月4日月曜日
AviUtl + NVEnc で自動フィールドシフトがエラーを起こす
症状: AviUtl + NVEnc で自動フィールドシフトがエラーを起こす
原因: NVEnc のフィールドオーダーが progressive になっていたため
対処: フィールドオーダーの設定を tff か bff にする
※この対処方法、実は rigayaさんが自動フィールドシフトの実装をされた際に、コメント欄で書かれていました。
ハードウェアエンコードの高速性に慣れると、なんでもかんでもハードウェア処理を行いたくなるもの。
MPEG-TS の動画を HEVC(h.265)にエンコードする際に、Kepler以降のNvidia製グラフィックボードを使っていれば、NVEncによって高速な処理が可能だ。
rigayaさんがAviUtl のプラグインとして公開してくださっている「拡張NVEnc 出力」は、単にハードウェアエンコードだけでなく、複数のフィルターが使用でき、その中に自動フィールドシフトが組み込まれている。
これは便利、とさっそくソフトウェア版を参考に設定するものの、 下記のエラーが発生して処理できない。
auo [error]: NVEncCが予期せず終了しました。NVEncCに不正なパラメーター(オプション)が渡された可能性があります。
あれこれ調べているうちに、プログレッシブは処理できないことがわかった。
GUI設定のトップ画面にある「入力フレームタイプ」を tff に変更すると、あっさりと通過した。
動画ソースについてもう少し知っておく必要があったのだな、と反省することしきり。
原因: NVEnc のフィールドオーダーが progressive になっていたため
対処: フィールドオーダーの設定を tff か bff にする
※この対処方法、実は rigayaさんが自動フィールドシフトの実装をされた際に、コメント欄で書かれていました。
ハードウェアエンコードの高速性に慣れると、なんでもかんでもハードウェア処理を行いたくなるもの。
MPEG-TS の動画を HEVC(h.265)にエンコードする際に、Kepler以降のNvidia製グラフィックボードを使っていれば、NVEncによって高速な処理が可能だ。
rigayaさんがAviUtl のプラグインとして公開してくださっている「拡張NVEnc 出力」は、単にハードウェアエンコードだけでなく、複数のフィルターが使用でき、その中に自動フィールドシフトが組み込まれている。
これは便利、とさっそくソフトウェア版を参考に設定するものの、 下記のエラーが発生して処理できない。
auo [error]: NVEncCが予期せず終了しました。NVEncCに不正なパラメーター(オプション)が渡された可能性があります。
あれこれ調べているうちに、プログレッシブは処理できないことがわかった。
GUI設定のトップ画面にある「入力フレームタイプ」を tff に変更すると、あっさりと通過した。
動画ソースについてもう少し知っておく必要があったのだな、と反省することしきり。
2019年10月8日火曜日
Windows10 の設定でプライバシーの設定で落ちる
症状: Windows10 の「設定」 - 「プライバシー」 - 「カメラ」と進めるとウインドウが閉じてしまう
原因: サービスの「camsvc(機能アクセス マネージャー サービス)」を無効にしていたため
対処: サービスの「camsvc(機能アクセス マネージャー サービス)」を「手動」にしておく
原因: サービスの「camsvc(機能アクセス マネージャー サービス)」を無効にしていたため
対処: サービスの「camsvc(機能アクセス マネージャー サービス)」を「手動」にしておく
2019年9月25日水曜日
Windows Defender のトレイアイコンが表示されない
症状: Windows10 1903 x64 の環境下で、タスクトレイに Windows Defender のアイコンが表示されなくなった
原因: スタートアップの指定に不具合があった
対処: 環境変数 %SystemRoot% を直接指定の C:\Windows\ に変更する
他種のアンチウイルスソフトを利用しているので Windows Defender のアイコンを消す、表示させない、といった記事は検索すればどこでも見つかるが、逆に Windows Defender を使用しているのにアイコンが消えてしまって難儀する、というケースも存在する。
Windows Defender が正常に動作している条件(ファイヤーウォールも含めて)として、以下4つのサービスが動作中である必要がある。
その上でタスクトレイにアイコンを表示させるために SecurityHealthSystray.exe を起動するのだが、通常はスタートアップに登録済みだ。
スタートアップで無効になっていれば有効に変更すれば済むが、有効であるにもかかわらず、動作中にタスクトレイのアイコンのみが表示されない状態のPCがあった。
エクスプローラー等から SecurityHealthSystray.exe を起動すればアイコンが表示されるようになるため、スタートアップの設定に問題があるのだろう。
レジストリに登録されているスタートアップの標準は次の通りだ。
%SystemRoot%\System32\SecurityHealthSystray.exe
%SystemRoot% は Windowsフォルダーそのものを指すため、パスとして間違っていない。だが、これを Windows10 が正確に解釈していないとしたら?
Windows10 になってからは Windowsそのものに全く信頼を置いていないので、些細なことでも疑うようになっている。
試しに
C:\Windows\System32\SecurityHealthSystray.exe
とすると……
なんと、アイコン表示の正常動作に戻った。
今回の対応にはレジストリのRunエントリを変更することになるが、下記の内容をレジストリファイルとして実行すればよいだろう。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
"SecurityHealth"="C:\\Windows\\System32\\SecurityHealthSystray.exe"
なお、当ブログは自分の対処方法を公開しているだけであり、実行における責任は各自のものとして扱うよう明記しておく。
原因: スタートアップの指定に不具合があった
対処: 環境変数 %SystemRoot% を直接指定の C:\Windows\ に変更する
他種のアンチウイルスソフトを利用しているので Windows Defender のアイコンを消す、表示させない、といった記事は検索すればどこでも見つかるが、逆に Windows Defender を使用しているのにアイコンが消えてしまって難儀する、というケースも存在する。
Windows Defender が正常に動作している条件(ファイヤーウォールも含めて)として、以下4つのサービスが動作中である必要がある。
サービス名 | 表示名 |
---|---|
Sense | Windows Defender Advanced Threat Protection Service |
WdNisSvc | Windows Defender Antivirus Network Inspection Service |
WinDefend | Windows Defender Antivirus Service |
mpssvc | Windows Defender Firewall |
その上でタスクトレイにアイコンを表示させるために SecurityHealthSystray.exe を起動するのだが、通常はスタートアップに登録済みだ。
スタートアップで無効になっていれば有効に変更すれば済むが、有効であるにもかかわらず、動作中にタスクトレイのアイコンのみが表示されない状態のPCがあった。
エクスプローラー等から SecurityHealthSystray.exe を起動すればアイコンが表示されるようになるため、スタートアップの設定に問題があるのだろう。
レジストリに登録されているスタートアップの標準は次の通りだ。
%SystemRoot%\System32\SecurityHealthSystray.exe
%SystemRoot% は Windowsフォルダーそのものを指すため、パスとして間違っていない。だが、これを Windows10 が正確に解釈していないとしたら?
Windows10 になってからは Windowsそのものに全く信頼を置いていないので、些細なことでも疑うようになっている。
試しに
C:\Windows\System32\SecurityHealthSystray.exe
とすると……
なんと、アイコン表示の正常動作に戻った。
今回の対応にはレジストリのRunエントリを変更することになるが、下記の内容をレジストリファイルとして実行すればよいだろう。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
"SecurityHealth"="C:\\Windows\\System32\\SecurityHealthSystray.exe"
なお、当ブログは自分の対処方法を公開しているだけであり、実行における責任は各自のものとして扱うよう明記しておく。
2019年9月18日水曜日
XREA に RainLoop を設置する
Point: .htaccess を作成し、展開した data ディレクトリーに保存する
【手順】
1. 下記の公式サイトから Standard Edition をダウンロードする。
(現時点では v1.13.0)
Downloads / RainLoop Webmail
2. rainloop-latest.zip を展開し、FTP で /public_html に作成した任意のディレクトリーへアップロードする。
(FTPクライアントは FileZilla を使用。パーミッションの設定は不要だった)
3. /public_html/任意のディレクトリー名/data に 次の内容で .htaccess を作成する。(XREA のファイルマネージャーから作成した。文字コードはUTF-8)
この設定ファイルは第三者からの dataディレクトリーへアクセスすることを禁じるもので、置いていないと管理画面で警告メッセージが表示される。
4. https://XREAのドメイン名/任意のディレクトリー名/?/admin へアクセスする。管理画面でメールサーバー等の設定をして完了。
【参考サイト】
.htaccess の使い方や書き方・設置方法/ Web Design Leaves
Documentation / Installation / RainLoop Webmail
P.S.
RoundCubeMail の v1.4 はまだですかねえ……。
【手順】
1. 下記の公式サイトから Standard Edition をダウンロードする。
(現時点では v1.13.0)
Downloads / RainLoop Webmail
2. rainloop-latest.zip を展開し、FTP で /public_html に作成した任意のディレクトリーへアップロードする。
(FTPクライアントは FileZilla を使用。パーミッションの設定は不要だった)
3. /public_html/任意のディレクトリー名/data に 次の内容で .htaccess を作成する。(XREA のファイルマネージャーから作成した。文字コードはUTF-8)
location ^~ /data {
deny all;
}
この設定ファイルは第三者からの dataディレクトリーへアクセスすることを禁じるもので、置いていないと管理画面で警告メッセージが表示される。
4. https://XREAのドメイン名/任意のディレクトリー名/?/admin へアクセスする。管理画面でメールサーバー等の設定をして完了。
【参考サイト】
.htaccess の使い方や書き方・設置方法/ Web Design Leaves
Documentation / Installation / RainLoop Webmail
P.S.
RoundCubeMail の v1.4 はまだですかねえ……。
2019年9月6日金曜日
Steamクライアントで<設定>が出てこない
症状:Steamクライアントのメニュー<Steam>に<設定>が現れない
原因:ファミリービューが動作しているため
対処:Steamクライアントの人型ボタンを押してファミリービューを終了する
「ファミリービュー」は「ファミリーシェアリング」のモードにある状態を示している。
「ファミリーシェアリング」とは、別PCでも同時に起動しなければ、家族間でアプリケーションを共有できるSteamの仕組みだ。
ファミリービューが動作中のSteamクライアントは、設定の変更ができない。
なぜそういう仕様なのかを説明したページはどこにあるのだろう?
また、設定が表示されない場合の説明はどこにあるのだろう?
Steamに限らず、電子機器の説明書などでも「~~ができない場合」に触れていないケースが多数見受けられる。テクニカルライティングができていないのではないだろうか……。
原因:ファミリービューが動作しているため
対処:Steamクライアントの人型ボタンを押してファミリービューを終了する
![]() |
ファミリービューが有効時には緑色のアイコン |
![]() |
ファミリービューを終了すると赤色のアイコンになる |
「ファミリービュー」は「ファミリーシェアリング」のモードにある状態を示している。
「ファミリーシェアリング」とは、別PCでも同時に起動しなければ、家族間でアプリケーションを共有できるSteamの仕組みだ。
ファミリービューが動作中のSteamクライアントは、設定の変更ができない。
なぜそういう仕様なのかを説明したページはどこにあるのだろう?
また、設定が表示されない場合の説明はどこにあるのだろう?
Steamに限らず、電子機器の説明書などでも「~~ができない場合」に触れていないケースが多数見受けられる。テクニカルライティングができていないのではないだろうか……。
2019年7月11日木曜日
Firefox 68 「おすすめの拡張機能」を無効にする
症状:Firefox 68 からアドオンマネージャーに「おすすめの拡張機能」が追加された
対処:about:config から設定を変更する
about:config より
extensions.htmlaboutaddons.recommendations.enabled
の項目を検索し、 true → false に変更する
迷走している開発は、大抵が余計な機能をつけたがるものだ。
対処:about:config から設定を変更する
about:config より
extensions.htmlaboutaddons.recommendations.enabled
の項目を検索し、 true → false に変更する
迷走している開発は、大抵が余計な機能をつけたがるものだ。
2019年2月22日金曜日
WordPress のハンバーガーボタンがスマートフォンで動作しない
症状:WordPress のハンバーガーボタンがスマートフォンで動作しない
原因:Autoptimize プラグインの JavaScript 設定が問題だった
対処:チェックを入れるのは ① JavaScript コードの最適化 と ② Aggregate JS-files? の2カ所だけにする
Webサイトの高速化は、Google の評価からも重要なことは言うまでもない。
指標を調査してくれる PageSpeed Insights はサイト運営者には欠かせないものだ。
多くのサイトは WordPress が利用されている。
豊富なテーマやプラグインが魅力的な上に、カスタマイズの自由性、オープンソースであることなど、正直ケチのつけようがないほどだ。
高速化のプラグインも数え上げれば枚挙にいとまがない。
その中でもユーザー数が多いのは、 Autoptimize だろう。
手軽にチューニングでき、速さを実感できるのが確実だからだ。
とはいえ、デリケートなチューニングオプションも存在するため、よくわかっていないのに設定したために意図せぬ動作を引き起こすこともある。
今回がそうで、某公益団体の WordPressサイトで「WordPress のハンバーガーボタンがスマートフォンで動作しない」という症状が発生した。
動作しているプラグインを停止させ、問題の切り分けを行っているうちに、Autoptimize が原因であることに行き着いた。
設定を見直し、下の内容に変更してキャッシュを消去すると正常な動作に戻った。
この設定でも PageSpeed Insights では評価91点なので、申し分ないと思われる。
原因:Autoptimize プラグインの JavaScript 設定が問題だった
対処:チェックを入れるのは ① JavaScript コードの最適化 と ② Aggregate JS-files? の2カ所だけにする
Webサイトの高速化は、Google の評価からも重要なことは言うまでもない。
指標を調査してくれる PageSpeed Insights はサイト運営者には欠かせないものだ。
多くのサイトは WordPress が利用されている。
豊富なテーマやプラグインが魅力的な上に、カスタマイズの自由性、オープンソースであることなど、正直ケチのつけようがないほどだ。
高速化のプラグインも数え上げれば枚挙にいとまがない。
その中でもユーザー数が多いのは、 Autoptimize だろう。
手軽にチューニングでき、速さを実感できるのが確実だからだ。
とはいえ、デリケートなチューニングオプションも存在するため、よくわかっていないのに設定したために意図せぬ動作を引き起こすこともある。
今回がそうで、某公益団体の WordPressサイトで「WordPress のハンバーガーボタンがスマートフォンで動作しない」という症状が発生した。
動作しているプラグインを停止させ、問題の切り分けを行っているうちに、Autoptimize が原因であることに行き着いた。
設定を見直し、下の内容に変更してキャッシュを消去すると正常な動作に戻った。
![]() |
Autoptimize 設定 |
この設定でも PageSpeed Insights では評価91点なので、申し分ないと思われる。
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