2018年9月18日火曜日

PX-S1UDの受信状況改善

症状:PX-S1UDで地デジ放送の一部がドロップ/エラーで視聴できない

原因:USBポートの電圧不足/ノイズ混入によるもの?

対処:ブースター電源供給を USB2.0ポート から USB3.0ポートに接続場所を変更した 


 最近はテレビ離れが顕著だそうだが、興味と仕事柄でNHKや状勢の解説番組のチェックは欠かせない。

 私室にはテレビを設置していないものの、古いアンテナ線は届いているので、PC2台へ分岐させて録画・視聴していた。

 それぞれ PX-W3PE v1.3 を装着しており、アンテナ線をマスプロの3分配器で接続している。

 さて、たまに3番組の録画が重なることがあり、昔に買った PX-S1UD を必要とする場面が訪れる。強電界と中電界の境ぐらいにある我が家では、3分配ぐらいしても電波強度に問題はなく、接続は容易なはずだった。

 ところが、なぜだろう。TVTest では 60.00 dB 以上の SNR値が表示されているにもかかわらず、いくつかの放送局はドロップ/スクランブルが大量に発生し、視聴することができない。

 不思議なのは、「NHK総合は映るのに、Eテレは映らない」という状況だった。

 両局ともブースターを通したSNR値は 73.0dB で、絶対安全圏の 30dB を優に超えており、受信状態に問題があるとは思えなかった。(後から知ったが、PX-S1UD のSNR値はてんで当てにならないとか;)


 試行錯誤が始まる。

 PX-S1UD は USB2.0機器なので差し込むポートを変えてみた。フロントポートからリアパネルに直接接続もしてみたが、エラー率は上下するものの、有効とは感じられなかった。

 電流ノイズのせいかと考え、ブースターの電源を USB から、スマホ用充電器に変えてみた。今度はサチュレーションが発生し、状況は悪化した。

 PX-W3PE のようにレジストリで調整が効かないものか調べたが、見つからない。

 ついにはドライバをいじろうかと思い始めたとき、USB3.0 を試していなかったことに気づいた。

 結果、本体は USB3.0 でもエラーが発生するが、ブースターの電源供給を USB3.0 にすると、なぜだかわからないが安定して映像が表示されるようになったではないか!?

 そういえば聞いたことがあった。あるメーカーのマザーボードは、USB が不安定なものがあると。もしかすれば、この Asrock H77 Pro4-M がそうだったのかもしれない。


 現在は次のように接続して安定している。

 アンテナ線 → ブースター(電源供給はフロントポートの USB3.0 ) → PX-S1UD(フロントポートからUSB2.0延長ケーブルで接続)

 この接続だと、壁掛けアンテナ(Amazonで1,700円ぐらい)でも問題なく映っている。

 6年前から使っているマザーボードだから、そろそろ買い換えたいが、今のご時世ではメモリの値段が高騰したままで買いづらい。DDR3 の 16GB が 8,000円の逆バブル時代を経験すると、なかなか食指が動かないものよなあ。

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