[症状] VirtualBoxでAMD-Vを有効化できない
[原因] 非UEFIモードになっていたため
[対処] 下記の設定を行う
[BIOS設定]
OSタイプ = UEFIモード
SVM Mode = Enable
[Windows Defender]
コア分離 > メモリ整合性 = オフ
[Windows の機能]
Hyper-V = Off
Virtual Machine Platform = Off
Windows ハイパーバイザー プラットフォーム = Off
[ローカル グループポリシー エディター]
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > Device Guard > 仮想化ベースのセキュリティを有効にする = 無効
[説明]
Windows で仮想化支援ができない、という記事は数多く存在するが、頻繁に仕様変更されるため、古い内容が役に立たなくなっていることが多い。
2025/3/17現在、Windows11 24H2 において AMD-V が無効化されており、あちこちの解説サイトや ChatGPT に質問を投げかけてみたが、改善されなかった。
ハイパーバイザーによるコード整合性保護と Credential Guard の準備ツール(Microsoft Defender Credential Guard)を使うとよい、という記事をどこかで見かけたので、その要件を見ていくうちに「セキュア ブートがサポートされている必要があります」との一文が目に入った。
当方の新環境では Rufus で Windows11 をインストールしたため、UEFI(BIOS)設定でOSタイプを[非UEFIモード]にしていたのだ。これがまずかった。
[UEFIモード]に変更して起動すると、無事に AMD-V が有効化され、晴れて VirtualBox7.1.6 が起動できるようになった。めでたし、めでたし。
※実に3年半ぶりの記事である。いやはや、なんとも。