2018年12月22日土曜日

uBlock Origin で 要素フィルターの無効化

症状:uBlock Origin が Twitter のタイムラインを非表示にしてしまう

原因:Fanboy’s Social Blocking List に ##.twitter-timeline が登録されているため

対処:Myフィルターに #@#.twitter-timeline と登録して打ち消す


数あるブログの中でも、絶大な人気を誇っているのが WordPress だ。

有名な5分間インストールに始まり、テーマのカスタマイズやプラグインの導入など、とかく速さと簡便さで右に出るものはいないと言えよう。

ブログのウィジェットとして Twitter を埋め込むことも容易だが、さてここで一つの障害に突き当たることになった。

それが、広告ブロッカーでのタイムライン非表示問題である。


AdBlock や uBlock Origin など、不要な広告を除去するためのアドオンは、広告収入を期待するサイト運営者には毒だが、広告の嵐や邪魔なポップアップを出すWebサイトに対する有効な防衛手段である。

# 当サイトはアフィリエイトやアドセンスはおろか、訪問者にすら無頓着なため、無用の長物ではないだろうか? そもそも備忘録を垂れ流しているようなものだから、表示速度にだけしか意識が向かない。


上記の広告ブロッカーに最初から登録されているフィルターは優秀で、多くの無用な表示を不可視の存在に変え、快適なWebブラウジングを提供しくれる。

ただし、フィルターの中には必要以上に除去をしてくれるものも存在する。

SNS系のタイムライン表示を見たくないユーザーには  Fanboy’s Social Blocking List はとても有効だが、Twitter のタイムラインだけは必要な場合でもお構いなしに消してくれる。というより、表示していることすら気がつかない。

ブログのパーツに導入したはいいが、自分のブラウザーからは見えずに不便を被ることになってしまう。


そうなると「一部のフィルターだけ無効化(許可)したい」という欲求が出てくるのも自然だ。


無効化フィルターの文法は汎用性を持たせない限り平易である。

@@www.ooopppp.qqqq.com

のように、URLの頭にアットマークを二つ入力すればいい。


しかしながら、要素に対してかけられたフィルターを無効化したい場合、どうすればいいのか。はたと困ってしまった。

あちこち検索するが、今ひとつ要領を得ない。

サイトごとにホワイトリストを登録して対応するのが一般的な方法らしい。だが、ひどいサイトでは「一時的に 広告ブロッカーを停止させる」とか、「別ブラウザーで閲覧する」ようにしているとの説明がなされている。

いやいや、便利を不便にしてこその IT だろう。と、ひとりツッコミを入れてフィルターの書き方を調べたところ、要素の項目は

#@#.xxx-yyyyy

のように #@# の後に要素を表記すればいいらしい。(老婆心ながら付け加えておくと、要素の初めにあるピリオドを忘れてはいけない)

したがって、 Twitter のタイムラインを表示させるには、冒頭で示したとおり、

#@#.twitter-timeline
とすればよいのである。


わかってみればこんなにも簡単なことを、どうして単純に解説してくれるサイトがないのか……。
調べ方が悪い、と言われればそれまでだが、釈然としなかったのでここで記事に残しておく。

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